研究基盤人材育成支援部門では、「より良い研究支援には”ヒト”が重要であり、”ヒト”や”チーム”が気持ち良く持てる技術や経験を活かすマネジメントが大切」という考えから、研究・教育支援を行う専門家チームや技術支援部門等のマネージャーを対象として、
①チームマネージメント研修 基礎編
「専門家チームに良き影響を与えるチームマネージャーへの第一歩」)
②チームマネージメント研修 発展編
組織の上下左右(上:上司、下:チームメンバー、左右:ステークホルダー)に対して良き影響を与え、「組織の要となるマネージャーへのステップアップ」)
を実施してきました。基礎編・発展編共に好評で、令和3年度以来、4年にわたり継続開催してきております。
このたび、これらの研修を発展させ、「チームでの問題解決力、チームマネージメント・チームビルディングに関する実践力を高める」ことを目的に、新たにアクションラーニングの手法を取り入れたチーム討論形式のチームマネ-ジメント研修第3弾として
③チームマネージメント研修(実践編)
「アクションラーニングによるチーム学習を通して、チームでの問題解決力、チームビルディング・チームワークに関する実践力を高めよう!」
を2025年3月7日に試行開催しました。
アクションラーニングは、4-6人のメンバーにコーチ担当の講師を加えたチームをつくり、各チームで取り上げた問題に対して、チームごとに質問・議論を繰り返すなかで、メンバーの気付きを深め、またチームでの共感を高めていく研修手法です(1セッション50-60分)。今回は「実際の職場での問題の提示」から始め、それぞれのチームメンバーから提示された問題に対して合計4セッション程度を行うい、これらのセッションにおいて、チームメンバー間での深い質問・議論を繰り返すことで、チームでの問題解決力やチームマネージメント力の向上や、チームビルティングを進めていきます。別名「質問会議」と呼ばれています。
従来とは大きく異なる研修方式であることもあり、今回はこのアクションラーニングによる研究効果を確かめるため、受講者として研修企画母体であるコアファシリティ機構のメンバーに、機構内研修の一環としてテスター参加してもらい、試行実施を行いました。
10名の参加者を2つのグループに分け、事前にチームで討論したい「実際の職場での問題」を3つ以上考えてきてもらい、それらを基に研修を開始しました。
1セッション約60分を4回繰り返し、集中して参加者全員が真剣に取り組んでいました。
講師の先生方からのお話、受講者からの感想からは、これまでのやや受け身の研修とは異なり、集中した議論(質問)を通しての濃厚な参加型の研修であることが伺いしれました。参加者からも好評であることもあり、令和7年度においても開催することとなりました。
テスターとなってくださったコアファシリティ機構の職員・教員の皆さん、講師の津田先生・瓜生先生、どうもありがとうございました。
令和6年度 チームマネージメント研修(実践編)
「アクションラーニングによるチーム学習を通して、チームでの問題解決力、チームビルディング・チームワークに関する実践力を高めよう!」
開 催 日:
令和7年3月7日 9:00~17:00
開催場所:
基礎工国際棟セミナー室
研修概要:
本学が採択された「文部科学省先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)」(事業期間:令和3-7年)の一環として、研究・教育支援を行う専門家チームや技術支援部門等のマネージャーを対象として、
①チームマネージメント研修 基礎編
「専門家チームに良き影響を与えるチームマネージャーへの第一歩」)
②チームマネージメント研修 発展編
組織の上下左右(上:上司、下:チームメンバー、左右:ステークホルダー)に対して良き影響を与え、「組織の要となるマネージャーへのステップアップ」)
を実施してきました。基礎編・発展編共に好評で、令和3年度以来、4年にわたり継続開催してきております。
本研修は、これらをさらに発展させ、「チームでの問題解決力、チームマネージメント・チームビルディングに関する実践力を高める」ことを目的に、新たにアクションラーニングの手法を取り入れたチーム討論形式で実施します。
アクションラーニングは、4-6人のメンバーにコーチ担当の講師を加えたチームをつくり、各チームで取り上げた問題に対して、チームごとに質問・議論を繰り返すなかで、メンバーの気付きを深め、またチームでの共感を高めていく研修手法です(1セッション50-60分)。今回は「実際の職場での問題の提示」から始め、それぞれのチームメンバーから提示された問題に対して合計4セッション程度を行います。これらのセッションにおいて、チームメンバー間での深い質問・議論を繰り返すことで、チームでの問題解決力やチームマネージメント・チームビルティングを向上させていきます。
これまでの基礎編・発展編と大きく異なり、本実践編では「アクションラーニング」の手法を新たに取り入れ、チームでの質問・議論を通した研修となります。従来とは大きく異なる研修方式であることもあり、第一回目となる今回は、試行実施とさせて頂き、参加者も全学機器共用・全学研究支援やコアファシリティ機構に関わる方に限定させて頂きます。(詳細は添付資料をご覧ください)。
事前準備:
チームで討論したい「実際の職場での問題」を3つ以上考えて、研修にお越し下さい。チームで議論して、持ち寄った問題の中から選びだし、最初の討論の課題として用います。
講師:
株式会社ヒューマンラボ 津田 陽一 先生、瓜生 稔 先生
主催:
コアファシリティ機構 研究支援人材育成部門